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2013/08/29

タイ及び東南アジア各国のFacebookユーザー数

米国や日本では、勢いが衰え始めたと言われているFacebookですが、東南アジア圏においては引き続きユーザー数は増加傾向にあり、最も利用されているSNSです。

東南アジア(ASEAN)地域のFacebookユーザー数



出典: セレージャテクノロジー アジア各国の8月Facebook推定ユーザ数  (Aug 2013)


ユーザー数でみると、インドネシアのFacebookユーザー数が圧倒的に多い状況です。
2億人以上もの人口がある国ですので、母数が他の国と比べて大きいから当然といえます。

フィリピンとタイはユーザー数の差はあるものの、対人口比でみるとほぼ同じ割合でFacebook利用者がいることがわかります。

シンガポールのFacebook利用状況をみると、ユーザー数は少なく(人口が少ない)、すでに人口の60%がFacebookを利用しています。


タイにおけるFacebookの利用状況


タイのFacebookユーザー数は、2013年8月時点で約2,400万人、対人口比でみると34%が利用している状況です。

日本のFacebookユーザー数が2,200万人ですので、日本よりも多くのFacebookユーザーがいます。

Facebookを利用するデバイスとしては、定量的なデータは出ていないものの、スマートフォン及びタブレット経由でのアクセスが5割を超えていると思われます。
とくに10代、20代の若い年代においてはその傾向が顕著になります。

タイ人のFacebookは、とにかく写真や画像の投稿が多いのが特徴です。
  • 友達とご飯を食べた時の写真
  • 旅行の写真
  • 好きな言葉が書いてある画像
例えば旅行にいったりすると、行く途中の車の中でも写真を撮りまくり、すぐにFacebookにアップロード。
観光スポットにいったら、10メートルおきに写真を撮って、またFacebookにアップロード。
ご飯を食べるときも最初に写真を撮って、やるのは決まってFacebook。

少し大げさにみえるかもしれませんが、これが本当なので日本人には少しわからない部分かもしれません。

タイ国内の企業側もFacebookページの活用に対してとても積極的で、多くの企業が顧客とのコミュニケーションツールのひとつとしてFacebookを利用しています。

タイのFacebookページランキング
出典: Social Bakers (Aug 2013)


日本だと、マス広告からの誘導はまだWebサイトやキャンペーンサイトが受けページになることが多いと思いますが、タイにおいてはFacebookページへの誘導のほうが多いように思います。

それだけ、この国のWebにおいてFacebookは外すことのできないマーケティングチャネルのひとつといえるでしょう。


参考データ:

Country Facebook users Facebook user penaration
Indonesia               62,000,000 25%
Philippines               34,000,000 35%
Thailand               24,000,000 34%
Vietnam               19,400,000 22%
Malaysia               15,400,000 53%
Singapore                3,200,000 60%
Laos                   400,000 6%
Myanmar -
出典: セレージャテクノロジー アジア各国の8月Facebook推定ユーザ数  (Aug 2013)

2013/08/15

【タイ進出企業】PR会社のベクトルは、タイとベトナムに現地法人を設立すると発表

もともと中国、シンガポール、インドネシア、香港には展開していたベクトル社がタイとベトナムにも現地法人を設立するようです。

ベクトル、ASEANの成長にらみタイとベトナムに現地法人を設立

PR会社のベクトルは、今後のアジア地域における事業展開を見すえて、タイ王国とベトナム社会主義共和国に現地法人を設立すると発表…続きを読む

PRの領域は、少なくともタイをみている限り、まだ全くの未開拓という印象があります。 例えば、現地向けにリリースを配信しようと思っても、そもそも提携メディアの数が少なかったり、PRのノウハウがない企業がほとんどです。

一方で広告もそうなのですが、PRも極めてドメスティックなコミュニケーションが求められるサービスです。したがって言語や、文化の理解、ローカル企業・媒体社とのコネクションが重要となります。

今後ベクトル社がどのように展開するのかはわかりませんが、今後の動きに注目していきたいと思います。

2013/08/06

【タイ進出企業】浜松信用金庫、2014年1月に駐在員事務所設立

銀行のタイ進出はとどまるところを知りません。
先日の三井住友信託銀行MUFGに引き続き、浜松信用金庫もタイに進出するようです。

それだけ、地方の中小企業がタイに進出してきているという証拠といえます。

帝国データバンクの調査によれば、タイに進出している日系企業は2011年時点で3133社となっています。

帝国データバンク(2011年11月)「タイ進出の日本企業は3133社」
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p111105.html

ただ、実際には7,000~8,000社以上の日系企業がタイに進出してるといわれています。
タイ国内から周辺国に展開を検討している企業も多く、この傾向はしばらく続いていくものと思われます。

浜松信金、タイに事務所 中小の進出サポート

浜松信用金庫(浜松市)は来年1月にもタイ・バンコクに事務所を開設する。駐在員が常駐し、海外進出の検討や既に事業を展開している取引先の中小企業からの相談に乗り、現地経営をサポートする。同信金として初の海外拠点。…続きを読む
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