アナデジログ

アナデジログはタイ、バンコクのWEBマーケティング情報を発信するブログです。

2013/10/20

タイで人気のスマホランキング!Samsung圧勝、Apple涙目!?

※2014年4月の情報を更新しました。スマホランキングはこちら

日本よりも高いスマートフォン普及率を誇るタイですが、実際に売れている人気の機種は何かを調査しました。

期間:10月第2週
出典元:thaimobilecenter.com

上位10機種のうち、なんとSamsung社製品が8機種もランクイン。
魅力は機能的な部分はもちろんのこと、手頃な価格でしょう。

タイの給与水準は日本に比べるとだいぶ低く(オフィスワークの新卒でさえ12,000~15,000バーツ程度)、スマートフォンはとても高価な商品なのです。

かろうじてiPhone 5Sが10位にランクインしているものの、やはり高い。

ただ、実際のところはiPhoneはとても人気です。
iPhoneを持っていることはステータスのような部分も少なからずあるようです。


順位機種名製品写真価格(バーツ)
1位Samsung Galaxy Win
8,550
2位Samsung Galaxy Grand
8,900
3位Samsung Galaxy S4 (Galaxy S IV)
17,800
4位Samsung Galaxy S4 mini
12,750
5位Samsung Galaxy Note 3 (Galaxy Note III)
22,000
6位Sony Xperia Z1
19,600
7位Samsung Galaxy Core
7,500
8位Samsung Galaxy Ace 3
6,900
9位Samsung Galaxy S III (Galaxy S3) i9300
12,550
10位Apple iPhone 5S
25,900

2013/10/19

タイのスマートフォン利用動向及び普及率~急速に進むスマホの普及~


 タイの電車に乗っていると、至る所でスマートフォンを手にしている人を目にします。
日本ではまだフィーチャーフォン、いわゆるガラケーを利用している人もいると思いますが、実際のところタイのほうが対人口比でみた場合に、日本よりもスマートフォンの普及率が高いのです。

アジア各国の普及率




・タイは2,100万人
・日本よりも高い普及率

出典元:Our Mobile Planet(2013年)
http://www.thinkwithgoogle.com/mobileplanet/


 また、2013年の販売台数予測によると、モバイル全体が1,600万台、その中のスマートフォン販売台数は750万台(約47%)といわれています。

出典元:Smartphones to make up half Thai market this year(8 Jan 2013)
http://www.bangkokpost.com/business/telecom/329704/smartphones-to-make-up-half-thai-market-this-year

 ニールセンが発表したデータによると、タイにおいてモバイル全体のうち、スマートフォンが占める割合は49%に上るとのことです。


 つまり、携帯電話の2台に1台はスマートフォンが利用されているという状況です。
ちなみに、他国の状況をみてみると、香港とシンガポールにおけるスマートフォンの普及率(モバイル全体に占める割合)は87%と世界的にも最も高い普及率となっています。
欧米はアメリカが60%、イギリス72%、フランス64%となっております。

購入時に影響を与える情報源




 少し話がそれますが、タイにおいて興味深いのは、購入動機の中にネットのレビューや口コミが含まれておらず、一方で唯一携帯電話の販売員という回答がランクインしている点です。

 要因として考えられるのは、1)口コミサイトなどまとまった情報サイトが少ない、2)考え方の違い、が挙げられます。

 まだタイにはきちんと情報が整理された口コミサイトがほとんどありません。Pantipというサイトが近いものの、カカクコムほど情報が分類されて検索しやすくなっているわけではありません。

 2)については、以前会社のタイ人ススタッフが、タイ人はあまり広告などを信用しない傾向にあるといっていました。
コピー商品などが氾濫している国においては、同様の傾向があるのではないでしょうか。中国においても、購買に最も影響を与えるのは親しい人の意見で、CMなどは信用できないというのを聞いたことがあります。

 タイ人のマーケット向けにビジネスを行っていく上で、タイ人がどういった思考をしているのかを知ることは非常に重要なポイントです。

 ちなみにタイ人は広告を信用しない、とは言うもののプロモーションは大好きです。例えばコンビニやバーなど様々なところで「Buy 1 Get 1 Free」の販促を行っています。
私からすると、別に1つ買えれば十分で、2つもいらないと思ってしまうのですが、タイ人は必要なくてもつい買ってしまうことがあるようです。
一貫性がないようにみえますが、これもタイ人の国民性であると思います。

1日のうち、スマートフォンに費やす平均時間


 タイ人がスマートフォンに費やす平均時間は合計で209分(約3.5時間)です。データの抽出方法が不明なので、パネル数や年代、性別等の詳細がわかりませんが、傾向としては長い時間スマホを利用しているといって間違いないでしょう。
実際、ファーストフード店やデパートのお店で、店員がスマホをいじっている姿をよく見ます。
スマホの普及は、タイ人のライフスタイルに影響を与え、特にコミュニケーションの方法として日本以上にスマートフォンを活用しているように思います。

出典元:ニールセン アジア太平洋地域のスマートフォン最新利用動向(2013年)
http://jp.nielsen.com/site/documents/NielsenSPI_Release_20130913.pdf

タイでスマートフォンが普及した理由


 タイでこれほどまでにスマホが普及して、利用されるようになったのはPCが普及する前にスマートフォンが登場したこと、また所得の向上があるためだと考えます。

 日本は10年以上前からPCが普及し、インターネットの接続はPCを通してという過去をたどってきました。(もちろんその中にはADSLなどの普及もあります。)
しかし、同時期のタイはまだ今ほど経済的に潤っていたわけではなく、インターネットをはじめとしたITの普及は遅れていました。

 その後、スマートフォンという新しいデバイスの登場と、タイにおける近年の経済成長、中所得層の拡大タイミングがちょうど重なり、PCの普及をとばして一気にスマートフォンに流れていきました。

Webマーケティングの観点から考えていくべきこと

Webサイトのスマートフォン対応

 日本でもここ2年ほどで急激に増えてきているWebサイトのスマホ対応。ただ、日本でさえまだ多くのWebサイトで対応ができていない状況です。
タイにおいては、そもそもWebサイトがまだない企業もあるので、これからサイトを立ち上げるという場合、デフォルトでスマートフォンに対応していくのが良いでしょう。
スマートフォン対応する方法としては、レスポンシブデザインを採用するのがサイト運営、SEOという点からみて良いでしょう。

タイのスマートフォン向け広告

 スマホは最も近くにあるデバイスです。このデバイスを広告媒体として利用しない手はありません。具体的にはスマホサイトへの広告出稿や、アプリ内広告の出稿などがあります。しかし、現時点で、タイ国内でスマホ向け広告の選択肢は多くありません。最も配信先の選択肢が多く、効果が期待できるのはGoogle Display Networkです。アプリ内広告もAdMob経由で出稿することができます。

 Facebook広告もスマートフォンにリーチする手段としては有効です。タイでFacebook広告を出稿する場合、多くはモバイルデバイスでFacebookを利用しているため、基本的にはSponsered Story やPage Post Adsなどを利用するのが効果を高める上でも有効です。

 一部のナショナルクライアントやタイ最大手企業はLINEも利用しています。公式アカウント、スタンプなど積極的に提供し、ユーザー側も受け入れているようです。現在LINEを利用している企業としては、AEON、AIS、CP、Oishi、Thai Airways、Nissanなどがあります。

eコマース

 まだタイのeコマース市場は発展途上です。しかし、かつて日本でも爆発的に市場が伸びたようにタイでも間違いなくeコマースは普及するでしょう。
ただ、その際のデバイスはPCではなくスマホがメインになるはずです。
このあたりは既に高いスマートフォンの普及率を誇る香港やシンガポールの動きをチェックしていく必要がありそうです。

新たなビジネスの可能性

 米国を中心として、スマートフォン決済サービスなどが盛り上がってきています。まだタイではほとんど市場がないビジネスですが、逆にいうと参入することで一気にマーケットシェアを確保することができるでしょう。当然同様のことを考えている企業はあるでしょうが、タイミングが難しいのかもしれません。

 あとは実際にスマホを利用したビジネスでマネタイズ可能なビジネスモデルを構築できるかどうかという点も実際の事業展開においてはポイントになるでしょう。

今後もタイにおけるスマートフォンビジネスの変化は注目です。

2013/10/16

JNTO、訪日FIT(個人)旅行に特化した旅行フェアをタイで開催

盤谷日本人商工会議より会員向けに、JNTO主催の旅行フェアに関する案内がきていたので紹介。


以下引用

 平素より日本政府観光局(JNTO)バンコク事務所の活動にご支援をいただき、ありがとうございます。

 今年のタイからの訪日の状況は大変好調であり、1月~8月の累計では、これまで過去最高の訪日タイ人数を記録した2012年の同期間累計を59.6%上回る推移となっております。7月1日からは、在タイ日本国大使館のご尽力によりタイ人観光客向けの査証が免除となり、さらには、12月からタイ国際航空によるバンコク~仙台間の直行便が運航する予定であるなど、今後も順調に訪日旅行者数が増加するものと期待しております。

  このような訪日旅行の動きを後押しするため、弊所におきましては11月15日
(金)~17日(日)の間、バンコクのBTSサイアム駅に直結した複合商業施設SiamParagon 2階 Lifestyle Hallにおきまして、訪日FIT(個人)旅行に特化した旅行フェアを開催します。訪日FIT(個人)旅行に特化した旅行フェアは、今年7月にCentral Grand Plaza Rama9で開催しており、今回で4回目となります。前回は約4万人のブース来訪者で賑わいましたが、好調な訪日状況を背景に、今年もさらに多くの来訪者が予想されます。

 今回、ブース数としては20ブース以上を予定しており、日本からご出展いただく自治体、宿泊施設、商業施設や、タイで訪日FIT(個人)旅行商品を取り扱う旅行事業者の皆様のご参加を予定しておりますが、日本ブランドを通じた幅広い日本の魅力の発信を行うとの趣旨の下、あわせて、服飾、化粧品、美容、電化製品、飲料食品、お菓子、小売り、レストラン、宿泊、輸送機関などタイ人消費者をターゲットとされております在タイ日系企業の皆様による特設ステージでのイベント(デモンストレーション)、もしくは来場者向けの福引き用景品を募り、自社製品・産品PRの場としてご活用いただけますよう、ご案内申し上げます(注 ブース出展の募集ではございません。)。

ステージイベント・福引き用景品のご希望やお問い合わせがございましたら、御社名、ご連絡先、デモンストレーション内容(もしくは来場者向けの福引き用景品)をご記入の上、下記の連絡先までメールにてご連絡いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。大変恐縮ながら、準備の都合上、ご連絡は10月28日(月)までにお願いいたしたく、ご希望が多数の場合には、内容により選考させていただきます。

(会場概要等)
・日時:2013年11月15日(金)-17日(日):10時~20時(予定)
・場所:Siam Paragon 2階 Lifestyle Hall
・内容:JNTOによる日本の観光宣伝・旅程相談窓口、日本から自治体、
観光事業者等の出展、現地旅行事業者による旅行商品の販売。
・ステージ:イベントスペース内に設置した特設ステージにて、日本文化ショーなど実施。
・福引き:JAPAN FASHION CONTEST(仮)と称した、日本風ファッションで来場された方への福引きイベントを実施する予定です。
・集客人数:約3万人を想定(前回実績より想定)


JNTOもタイ人訪日客を増やすために本気ですね。

2013/10/10

【タイ進出企業】天丼の「てんや」がタイに1店舗目をオープン

てんやがタイに東南アジアで初の店舗をオープンするようです。日本でもたまに天ぷらが食べたくなることがあったので、一度はいってみようと思います。


天丼てんやがタイに東南アジア1号店

MSN産経ニュース 2013/10/09
外食大手のロイヤルホールディングスは9日、子会社のテンコーポレーションが運営する天丼チェーン「天丼てんや」の東南アジア1号店が11日、タイのバンコクにオープンすると発表した。タイは丼文化が定着しているといい、同社は5年以内 ...続きをみる

てんやの運営元であるロイヤルホールディングス株式会社によると、100%子会社の株式会社テン コーポレーションがタイの大手飲食企業である CENTRAL RESTAURANTS GROUP CO., LTD.とフランチャイズ契約を締結し、2013年10月11日にオープンします。

店舗情報

天丼てんや セントラルバンナー店(TENYA Central Bang Na)

[住所]
Central city Bang Na 3F, 1093KM. 3, Bang Na, Trad Rd,
Bang Na, Bang Na, Bangkok 10260

[営業時間]
(月)~(木) 10:30~21:00
(金)     10:30~22:00
(土)、(日)、(祝) 10:00~22:00

ロイヤルホールディングス社プレスリリースより。
http://www.royal-holdings.co.jp/ir/backnumber/pdf/news/2013/news_20131009.pdf
Copyright @ 2014 アナデジログ - タイのWebマーケティング(SEO・リスティング、Facebook)やスマホ、ニュース情報を発信. Designed by Templateism | Love for The Globe Press