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2013/11/30

タイの政権は崩壊するのか?現地のリアルな今を伝える


Thai opposition protesters wave national flags as they march towards a government complex in a demonstration in Bangkok on November 27, 2013. (AFP/Christophe Archambault)

タイの情勢があやしくなってきています。
あやしい、というのは政権が崩壊するかもしれないという意味です。

わたしは三年前にデモが発生した際にはまだタイにきていなかったので当時の状況はわかりません。
ただ、その時のことを知っている人に話を聞く限り、今回のデモとは比べ物にならないほど異常事態だったようです。
会社の近くでロケット砲が発射されたり、商業施設が燃やされるなど生命の危機に直面するほど深刻な状況だったようです。

さて、現在のタイの状況はというと、確かにデモが頻繁に行われており、一部では生活に影響も出てきているようですが、わたしのまわりは日常とさほど変わらりません。

しかし、政情は大きく変わりそうな流れのようです。

タイで反政府デモ隊が陸軍本部に突入、1日の決起呼びかけ

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE9AS04320131129
タイの首都バンコクで29日、インラック政権の退陣などを求める反政府デモ隊が陸軍本部の敷地内に突入したほか、政権与党タイ貢献党の本部前にも1000人規模のデモ隊が集結した。


また、今回のデモは市場にも影響が出てきています。


タイ・ホットストック=続落、観光関連株が安い

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0JE1JD20131129
29日のバンコク株式市場の株価は、政治的な緊張の高まりを背景に続落した。


タイ国内の報道を見ていると、どこでデモが行われる、あるいは現場の状況など中立的なものが多いように思います。

会社のタイ人に話を聞くと、政治家に対するイメージがよくないようです。
これは必ずしもインラック政権が悪いという話ではなく、全体的に自己の利益ばかりを優先し、国民に対しては何もしていないという意見です。
彼らは一般企業に勤めているホワイトワーカーであり、地方やその他のブルーワーカーとは異なる意見かもしれません。

実際にデモに参加しているのは、低所得者層が多く、また参加することで報酬をもらっていると言われています。
今回のデモの裏でどのような金の動きがあるのかは定かではありませんが、某大手銀行から資金が出ているという話を小耳に挟みました。
真偽のほどは定かではないので詳しくは言及しませんが、現政権が経済界からも反発を受けている可能性があるのかもしれません。

前回のようにデモ参加者が暴徒化するような事態にならないまでも、政治的な混乱はタイのマーケットに少なからず影響を与えることになるでしょう。
タイ経済がやや鈍化してきている中で、さらなるマイナス要因となりかねません。今回のデモや一連の政治的混乱が一刻も早く収束することを願います。

2013/11/17

訪日タイ人観光客って実際どうなの?観光庁とJNTO主催のFIT向け旅行フェア(バンコク)に行ってきた

先日本ブログ内でも紹介したJNTO主催の旅行フェアに実際に行ってきたので、会場の様子をレポートします。

なお、今年の7月からタイ人が日本を訪れる際のビザが免除になりました。詳細について興味のある方はこちらの記事(タイのビザ免除!タイ人のビザ解禁により日本への観光客は今後どうなる?)を参照ください。

ビジットジャパンFITトラベルフェア2013ウインター(個人旅行に特化した日本旅行フェア)の様子


開催場所はサイアム・パラゴンというバンコクの中心地にあるデパートです。
タイ人はもちろん、外国人観光客も多く訪れる場所で、ファッションやショッピングエリアというイメージです。

今回は沖縄や青森などの自治体、宿泊施設、商業施設や、タイでFIT向け商品を扱う旅行代理店などおよそ20の団体、企業が出展されていました。

会場はデパートの中でも、目立つ場所ではなかったので大丈夫かなと思いましたが杞憂だったようです。

会場正面からの様子

ざっと100~200人くらいはいたでしょうか。
出展者様に少し話を聞いたところ、場所が良いので大盛況とのこと。

サイアムパラゴンは高級デパートの部類に入るので客層も良さそうです。



H.I.S. Tours ニューイヤー向けの商品が多数揃っていました。

JTB Thailand FIT向けではH.I.S.のほうが優勢のイメージがありましたが、会場でみるかぎりそんなことはありませんでした。最近ではBTS駅に設置されているスクリーンでのOOH広告も始めています。

剣道のデモンストレーション


そのほか出展ブースの様子






このようなイベントを通じてタイの方々に日本により興味を持ってもらうための良い機会だと思います。
今後も継続的に実施していってほしいものです。

参考: タイ人の訪日数
 JNTOによると、1―9月に日本を訪れたタイ人は前年同期比59・1%増の28万5200人と、国・地域別で韓国(194万4200人)、台湾(166万9900人)、中国(99万4900人)、米国(59万2100人)、香港(54万8600人)に次ぐ6位。7月からは日本政府がタイ人に対する短期滞在のビザを免除し、訪日観光のさらなる増加が期待されている。出所:newsclip (2013年) http://www.newsclip.be/article/2013/11/13/19720.html 

ビジットジャパンFITトラベルフェア2013ウインター詳細


日時:2013年11月15日(金)-17日(日):10時~20時(予定)
場所:Siam Paragon 2階 Lifestyle Hall
内容:
- JNTOによる日本の観光宣伝・旅程相談窓口、日本から自治体、 観光事業者等の出展、現地旅行事業者による旅行商品の販売。
- ステージ:イベントスペース内に設置した特設ステージにて、日本文化ショーなど実施。 ・福引き:JAPAN FASHION CONTEST(仮)と称した、日本風ファッションで来場された方への福引きイベントを実施する予定。
集客人数:約3万人を想定(前回実績より想定)

2013/11/14

【タイ進出企業】マツモトキヨシ(マツキヨ)がタイで事業展開へ、セントラルと協議

マツキヨといえば、東京ではいたるところで目にする大手ドラッグストアチェーンです。

タイには既にツルハドラッグが店舗展開していますが、セントラルの店舗で販売することができるのはツルハドラッグとの違いです。

気になるのは、日本のようにドラッグストアを目当てに買い物をするというよりは、商品ありきで買い物をするタイ人のほうが多いであろうという点です。

そもそもドラッグストアに対するロイヤリティがなさそうなので、タイにおけるマツキヨの競合は、実はツルハドラッグではなく、スーパーなどの小売店になるのでしょう。

マツモトキヨシがタイで事業展開へ、セントラルと協議

ロイター
マツモトキヨシは、当面、自社のプライベートブランドの健康食品、化粧品、ヘアケア商品を約200アイテム供給し、セントラルフードリテールの店舗で販売する。「まずは10店舗程度で試験的に行う。販売開始は来春になる」(松本清雄副社長) ...続きを読む


マツモトキヨシがタイで事業展開へ、セントラルと協議

朝日新聞
マツモトキヨシにとっては、実質的に初めての本格的な海外展開となる。 セントラルフードリテールは、食品・化粧品・日用品などを揃える高品質なスーパーマーケットを中心 ...続きを読む

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