アナデジログ

アナデジログはタイ、バンコクのWEBマーケティング情報を発信するブログです。

2013/06/30

タイ、バンコクのPPC(リスティング広告)情報

概況

PPC(リスティング広告)は、タイにおいて有効な手段の一つであることは間違いありません。
なぜならニーズの顕在化したユーザをOne to Oneで集客することでき、かつクリックされてはじめて課金されるクリック課金モデルの広告だからです。

検索エンジンシェアが99%Googleですので、Google Adwords経由での配信が必須です。
平均クリック単価は日本とは比べものにならないほど低価格という点もPPC(リスティング広告)が有効な手段である理由のひとつです。
現時点では、たいていのキーワードであれば1クリック10バーツ前後のクリック単価で出稿が可能です。
一部業界によっては徐々にクリック単価が上がってきており、30~40バーツ程度かかる場合もありますが、それでも日本に比べると割安です。

※英語や日本語キーワードは、タイ語キーワードよりもクリック単価が割高になる傾向があるので注意が必要です。
※業種によってクリック単価は大幅に異なります。

課題

・スマートフォン・タブレットへの対応
スマートフォンやタブレットからの検索が20%~30%程度を占める場合があります。
効果的な広告出稿を行う上では、PC以外のデバイスへの対応を検討したほうがよいでしょう。

・人材不足
タイにおいて日本と同じ運用レベルを求めるのは恐らく難しいでしょう。
理由は代理店側の運用レベルが低いためです。
一概に全ての代理店のレベルが低いというわけではありませんが、本来PPC(リスティング広告)で運用していく上でPDCAをまわして改善するという体制ができている会社はまだまだ少ないのが実際のところだと思います。
また、クライアント側(タイローカル企業)も代理店に対してシビアな要望をするところは少ないように思います。




タイ、バンコクのSEO情報

タイ、バンコクのSEO情報について

タイにおけるSEO対策の特徴

タイにおける検索エンジンシェアは99%がGoogleです。 したがって、SEO対策を実施する際にはGoogleエンジンが対象検索エンジンとなります。

言語

ローカル向けであればタイ語が基本です。
しかし、留意すべき事項として以下が挙げられます。

1. 英語単体、または英語と組み合わせたフレーズキーワード

タイでは、基本的にタイ語での検索クエリが多数を占めているものの、例えば固有名詞や、比較的新しい言葉などの検索クエリにおいては英語、または英語との組み 合わせが用いられます。

2. 表記のブレ

スペルミスとは異なり、同じ意味の語句であっても、異なる綴りで検索される場合があります。

例えば「アニメ」というひとつのキーワードに対して、以下の4つのキーワードが用いられる可能性があります。
- อนิเม(月間検索数480回)
- อนิเมะ(月間検索数14,800回)
- แอนิเม(月間検索数22回)
- แอนิเมะ(月間検索数28回)
いずれも意味は「アニメ」ですが、発音する際の音が若干異なります。 上記のような場合、基本的には検索数の最も多いキーワードを対策キーワードとして選定します。

サーバ及びドメイン


1. サーバの場所

タイのローカルマーケットがターゲットであれば、サーバはタイ国内に設置すべきです。
理由としては、サーバの設置場所により、検索結果への影響が出ること、またページの読み込み速度もSEOの評価対象になっているためです。

2. ドメイン

サーバと同様に、取得するドメインのタイプによっても検索エンジンの評価が変わります。
タイ国内が、ターゲットになるのであれば、ccTLD(カントリーコード トップレベル ドメイン)の採用が推奨されます。
ccTLDとは、例えば日本なら.jpがつくドメインのことです。タイの場合は.thがccTLDとなります。

タイ、バンコクのSEM情報

概況


タイにおいてもSEMは効果的なWebマーケティング手法の一つです。

特に獲得重視の業種(不動産、旅行、金融、美容、ECなど)においてはSEO、PPCいずれも競合環境が激しくなってきています。

とはいえ、広告市場規模全体からみるとまだ数パーセントのシェアしかありません。

この背景には二つ要因があると考えています。

一点目は、マス広告の影響力が依然として大きいためです。

特にテレビCMの広告市場規模は、2012年時点で年間681億500万バーツ(約2,200億円)と日本と比較すると小さいものの全体の予算規模からすると大きな割合を占めています。

二点目は代理店の運用レベルが低いという点が挙げられます。

タイ国内にも多数のデジタルエージェンシーや、SEM専業の代理店は存在しておりますが、従業員数は10~50名程度の規模の会社が多く、またその多くは中小企業向けにサービスを展開している状況です。

また、本来SEMは運用する中で効果を改善していく広告にもかかわらず、代理店側にそのノウハウが不足しておりクライアント側も理解が充分ではないまま広告を出稿しているという印象を受けます。

中にはきちんとした運用、パフォーマンスをあげている広告主もいるものの、ネット広告への理解が深まり、日本のようなレベルに達するまでには多少時間がかかるかもしれません。

出典:
日本貿易振興機構(ジェトロ)(2013年)「タイのコンテンツ市場調査」 2013年3月発表資料
http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001291/th_contents_market.pdf(2013年7月現在)
※円換算レートは本稿執筆時点のレートを使用。(1バーツ 約3.2円)

タイ、バンコクのWebマーケティング(デジタルマーケティング)手法

タイ、バンコクのデジタル(オンライン)マーケティング手法についてまとめました。

アナデジログ(タイ版): タイ、バンコクのデジタル(オンライン)マーケティング情報

タイ、バンコクのWebマーケティング(デジタルマーケティング)に関する情報をまとめました。

2013/06/29

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