
米国や日本では、勢いが衰え始めたと言われているFacebookですが、東南アジア圏においては引き続きユーザー数は増加傾向にあり、最も利用されているSNSです。 東南アジア(ASEAN)地域のFacebookユーザー数 出典: セレージャテクノロジー アジア各国の8月Facebook推定ユーザ数 (Aug 2013) ユーザー数でみると、インドネシアのFacebookユーザー数が圧倒的に多い状況です。 2億人以上もの人口がある国ですので、母数が他の国と比べて大きいから当然といえます。 フィリピンとタイはユーザー数の差はあるものの、対人口比でみるとほぼ同じ割合でFacebook利用者がいることがわかります。 シンガポールのFacebook利用状況をみると、ユーザー数は少なく(人口が少ない)、すでに人口の60%がFacebookを利用しています。 タイにおけるFacebookの利用状況 タイのFacebookユーザー数は、2013年8月時点で約2,400万人、対人口比でみると34%が利用している状況です。 日本のFacebookユーザー数が2,200万人ですので、日本よりも多くのFacebookユーザーがいます。 Facebookを利用するデバイスとしては、定量的なデータは出ていないものの、スマートフォン及びタブレット経由でのアクセスが5割を超えていると思われます。 とくに10代、20代の若い年代においてはその傾向が顕著になります。 タイ人のFacebookは、とにかく写真や画像の投稿が多いのが特徴です。 友達とご飯を食べた時の写真 旅行の写真 好きな言葉が書いてある画像 例えば旅行にいったりすると、行く途中の車の中でも写真を撮りまくり、すぐにFacebookにアップロード。 観光スポットにいったら、10メートルおきに写真を撮って、またFacebookにアップロード。 ご飯を食べるときも最初に写真を撮って、やるのは決まってFacebook。 少し大げさにみえるかもしれませんが、これが本当なので日本人には少しわからない部分かもしれません。 タイ国内の企業側もFacebookページの活用に対してとても積極的で、多くの企業が顧客とのコミュニケーションツールのひとつとしてFacebookを利用しています。 出典: Social Bakers...