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2014/08/09

サイバーエージェントの組織改革からタイのスマホと広告の方向性ついて考えてみた

サイバーエージェント、新たな事業分野にシフトするための組織改革実施 先日サイバーエージェントさんが決算説明会にて、Ameba事業の人員を現在の1,600人から800人に減らし、新たな事業分野にシフトすると発表しました。 決して今でもAmeba事業が悪いわけではないにもかかわらず、これだけ大きな組織改革ができるサイバーエージェントさんは素直にすごいと思うと同時に、藤田社長の言葉に気付かされることがありました。 “Ameba事業は決してジリ貧になっているわけではないが、早めの構造改革が得策と考えた。これまで進めてきたブラウザのプラットフォーム戦略は一定の安定収益が得られているが、急激な拡大は難しいと判断”(http://jp.techcrunch.com/2014/07/24/jp20140724cyberagent/) それは、タイにおいても同様のことが言えるのではないか、むしろ日本以上にスマートフォンデバイスを主軸としたサービスやソリューションがないとあっという間にデジタル領域では置いて行かれてしまうのではないかという危機感です。 タイのインターネット事情は日本の10年前と一緒? タイのインターネット業界は、しばしば10年前の日本のようだと語られます。そのため、日本のタイムマシーン経営ができるだろうと考える企業が少なくありません。この考え方自体は間違っていルトは思いませんし、日本より遅れている面があるのは確かです。 しかし、必ずしも全てが遅れているわけではなく、むしろ日本よりも進んでいる部分があります。 日本よりも進んでいる領域の最たる例はスマートフォンでしょう。以前の記事でスマートフォンの普及率でも書きましたが、タイは日本よりもスマートフォン普及率(対人口比)が高くなっています。 日本においては、インターネットが登場してから以下のようなデバイスの変遷を経てインターネットは利用されてきました。 PCの普及>>携帯電話(いわゆるガラケー)>>スマートフォン 一方、タイにおいては、PCの普及という段階を飛ばして、一気にモバイル、特にスマートフォンが普及してネットに接続するという流れになりました。 したがって、ユーザーにとってスマートフォンでインターネットを利用するのが一般的であり、PCの利用方法と異なってくるのは当然の流れです。 スマホユーザーはネイティブアプリの利用が一般的で、ブラウザ経由でのネット利用はわずかです。さらにFlurryの調査レポートによれば、その傾向はさらに高まっているようです。 参考:モバイルは2014年もアプリ利用が増えてWebは減少, 広告ではGoogleの一人勝ち http://jp.techcrunch.com/2014/04/02/20140401mobile-app-usage-increases-in-2014-as-mobile-web-surfing-declines/ タイにおけるスマートフォン利用の特長 ただ、タイにおけるスマートフォン利用の傾向や特長は、世界の傾向とは少し異なるようです。 Smartphone usage among urban Thais doubles in past year,...
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