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2013/07/14

タイのビザ免除!タイ人のビザ解禁により日本への観光客は今後どうなる?

タイを始めとする訪日観光客向けビザ解禁

日本政府は2013年6月11日に開催した第2回観光立国推進閣僚会議で、訪日観光客向けビザの大幅な緩和を決定しました。 具体的には、以下の内容が決定されました。
  1. タイ・マレーシア向けのビザは免除
  2. ベトナム・フィリピン向けの数次ビザ化
  3. インドネシア向け数次ビザの滞在期間延長
なお、2013年7月1日より既にビザ免除は実施されており、タイ人が日本へ観光するとき滞在期間が15日以内であればビザが不要となっています。

タイ国民に対するビザ免除(外務省報道発表より)
2013年6月25日に外務省より正式に以下の発表がありました。
  1. 本年の日・ASEAN友好協力40周年を契機として,我が国は,7月1日から,15日を超えない短期滞在での活動を目的とするタイ国民であって,IC一般旅券を所持する者に対して,ビザ免除措置を開始することとなりました。このビザ免除措置により,タイから日本への観光客の増加,ビジネス面での利便性の向上など,日・タイ間の交流が一層発展することが期待されます。
  2. ただし,上述以外の目的,即ち,15日を超える短期滞在での活動を目的とする場合,あるいは,短期滞在以外の就労等を目的とする場合には,従来どおり,ビザを事前に取得する必要があります。
     また,このビザ免除は,IC一般旅券を所持する者に限定した措置ですので,IC一般旅券を所持していないタイ国民は,引き続き,ビザを取得する必要があります。
  3. また,今回の措置を受けて,これまでに取得したビザ及びその発給にかかる手数料の返還には応じません。
外務省: タイ国民に対するビザ免除
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000361.html
この決定により、訪日観光客の増加が見込まれるという経済効果の一方で、不法滞在の増加が懸念されるなどの声もあります。
私は4年ほど前、中国から日本へのビザ解禁時にインバウンドビジネスに関わっていたので、当時の状況に近いという印象を持っています。
基本的に、訪日外国人がお客様になりえて、かつ対応可能な企業にはメリットが大きいですが、それ以外の多数の企業にとってはあまり影響はないでしょう。
旅行会社、ホテル、その他観光産業に関わる業種にとっては喜ばしいニュースと言えます。
飲食店などのサービス業も、多少は影響があるでしょうが、まだまだ対応できるところが少ないのが現状だと思います。
不法滞在などの懸念については、問題が表面化することはほとんどないのではないかと思われます。
実際、そういった問題は多かれ少なかれ既にあるでしょうし、中国からのビザが解禁なった後に、その影響で不法滞在が増えたというニュースはみた記憶がありません。
今後、どの程度タイからの訪日旅行者が増加するのかが気になります。
参考:タイ人の訪日旅行者数推移
2012年 201,634人
2011年 95,185人 ※震災の影響
2010年 165,901人
2009年 135,903人
2008年 143,541人

検索数の推移

さて、実際にビザが免除になったわけですが、タイ人の行動にどのような影響があったのでしょうか。
以下のグラフは、それぞれのキーワードの検索数がどのように推移したかをまとめたものです。
キーワード(英訳)
วีซ่าญี่ปุ่น (Japan Visa)

ทัวร์ญี่ปุ่น (Tour Japan)

傾向
VISA解禁の直後、急激に検索数が増加していることから、タイ人にとっても今回の決定は影響が大きかったと言えます。
また、旅行関連キーワードについても同時期に増加していることから、旅行需要の喚起にも影響があると考えられます。
通常、タイの旅行関連の検索需要が高まるのは1月~3月頃です。理由は、4月にソンクランという長期の祝日があるからです。
ビザ解禁のニュース発表後は、あまり旅行需要は高くない時期にもかかわらず、旅行関連のキーワードでも検索数が増加しました。
対策
前述の旅行会社、ホテル等においては、今後さらに増加が見込まれるタイ人観光客への対応を検討していくべきでしょう。
検索エンジンの領域でいくと、英語よりもタイ語(現地語)への対応が望ましいです。
タイ人も英語が使える人はいるものの、普段の生活においては母国語を利用するケースがほとんどです。
(日本人も海外旅行に行く時に、大抵は日本語で検索するのと同じです。)
また、来日後の対応という点においては、タイ語対応ができていればベストですが、最低限英語で受け入れる体制があれば問題はないでしょう。

現地の声

実際に現地(タイ)で、日本へのビザ解禁について話を聞きました。
日本びいきの人が多いものの、基本的には歓迎すべきことという意見で、こういった日本好きの人たちから、これまで興味のなかった人たちにも関心が広がっていくとよいのではないかと思います。
<日本に行ったことがない>
20代女性(会社員)
・日本に行きたい
・予算は5万バーツ~
・いきたいところは北海道
20代女性(夜のお店)
・日本に行くことにした
・友達と10月に行くことを計画している
・とても楽しみ
<日本にいったことがある>
20代女性(会社員)
・また日本に行きたい
・とくに行きたいところは北海道と沖縄
・でも寒い時期は辛いから行きたくない
・美味しいものが食べたい
30代女性(サービス業) ※旦那さんがタイ人
・これまでビザの手続きが大変だったが、だいぶ楽になるので助かる
・逆に今までが大変で厳しすぎた
・8月に日本に帰る
※上記はあくまで個人の意見であり、情報の正確性を担保するものではありません。

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Riku Saito

1986年長野生まれ。2009年青山学院大学法学部卒業。広告・Web業界。検索エンジンマーケティング(SEM)、純広、ソーシャルメディアなどオンライン・マーケティング全般。2012年からタイに出向中。

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