タイにおけるSEO対策の特徴
タイにおける検索エンジンシェアは99%がGoogleです。 したがって、SEO対策を実施する際にはGoogleエンジンが対象検索エンジンとなります。言語
ローカル向けであればタイ語が基本です。しかし、留意すべき事項として以下が挙げられます。
1. 英語単体、または英語と組み合わせたフレーズキーワード
タイでは、基本的にタイ語での検索クエリが多数を占めているものの、例えば固有名詞や、比較的新しい言葉などの検索クエリにおいては英語、または英語との組み 合わせが用いられます。
2. 表記のブレ
スペルミスとは異なり、同じ意味の語句であっても、異なる綴りで検索される場合があります。
例えば「アニメ」というひとつのキーワードに対して、以下の4つのキーワードが用いられる可能性があります。
- อนิเม(月間検索数480回)
- อนิเมะ(月間検索数14,800回)
- แอนิเม(月間検索数22回)
- แอนิเมะ(月間検索数28回)
いずれも意味は「アニメ」ですが、発音する際の音が若干異なります。 上記のような場合、基本的には検索数の最も多いキーワードを対策キーワードとして選定します。
サーバ及びドメイン
1. サーバの場所
タイのローカルマーケットがターゲットであれば、サーバはタイ国内に設置すべきです。
理由としては、サーバの設置場所により、検索結果への影響が出ること、またページの読み込み速度もSEOの評価対象になっているためです。
2. ドメイン
サーバと同様に、取得するドメインのタイプによっても検索エンジンの評価が変わります。
タイ国内が、ターゲットになるのであれば、ccTLD(カントリーコード トップレベル ドメイン)の採用が推奨されます。
ccTLDとは、例えば日本なら.jpがつくドメインのことです。タイの場合は.thがccTLDとなります。

1986年長野生まれ。2009年青山学院大学法学部卒業。広告・Web業界。検索エンジンマーケティング(SEM)、純広、ソーシャルメディアなどオンライン・マーケティング全般。2012年からタイに出向中。
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